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- 作者: 茂木健一郎
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2005/03/19
- メディア: 単行本
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はじめに
・それぞれの時代に手に入れるのが難しいものを生み出す人間の能力が最も高く評価され、求められるのである
第1章 創造性の脱神話化
・ピカソであれ多作だった。質がどうのこうのなどとやかく言わず、生み出すことの方が先決なはずだ
・合理的に予想可能なものでない、コントロール不可能な要素をいかに許容し自らの生に取り入れるかという覚悟が必要となる
第2章 論理と直観
・創造性において直観の果たす役割は大きい。直観はしばしば論理から逸脱する。単にランダムに逸脱するのではなく有機的に意味を生成する方向に逸脱する所にポイントがある
・直観を生み出すプロセスそのものは無意識のものであっても、「いける」という感覚は、意識の中で把握される一つにクオリアである
・カオティックな世界に投げ出されているにもかかわらず、少数の明示的ルールに従っていればものごとが解決すると思い込んでしまうことのほうがよほど恐ろしい
・リアルタイムな判断力はスポーツで養われる。机に向かって勉強をしているのでは、リアルタイムに状況を把握して判断する能力を養うことはできない
第3章 不確実性と感情
・難の方針もなく、価値基準もなくただ単に勝手に動いているものの集まりからは意味のあるものが生み出されない
・感情の大切な働きは、何が自分の生存にとってプラスで、何がマイナスなのかの正解が分からない状況、すなわち不可実さに対する人間を含む生物の適応と関係している
・既知の確実な報酬源を利用することと、未知の不確実な報酬源を探索することのバランスをとることが何よりも大切
・長期的な報酬を得るために、短期的な報酬を犠牲にするということはすなわち時によっては不確実な報酬を確実な報酬よりも優先させるということである。
このような不確実さの尊重が創造のプロセスにはかかせない
・確実な報酬を得るのと同じくらい、報酬が得られるかどうか分からないという不確実性がうれしいというように表現するドーパミン細胞が発見された
・自分の今おかれた状況の認識における心理的な安全基地が積極的に探索する気分になるための必要条件となる
→根拠のない自信
・どんなときにうれしいか。「ドーパミンマネジメント」が人生を決める
・資本主義をその現状に合わせなければならない「杓子定規」として捉えるのではなく、その中であれば人生の本性に反しなければ何をやっても良いという「探索のための安全基地」と捉える
第4章 コミュニケーションと他者
・創造性の発露の最高形態の一つは自分自身が変わること
・他人の存在に触発されて自分の中から新しい言葉が生み出される。言葉の生成に伴って新しい自分さえ生まれる
・人間は様々な局面において無意識のうちに「ふり」をする存在である。人間は自らおかれた文脈に合わせたふりをすることで自らを変身させ、新しいものを創造する
第5章 リアルさと「ずれ」
・私たちの脳の中にある図式と、世界の中の現実とのずれこそが私たちを創造的であり続けるために必要な栄養なのである
・私たちの脳のアーキテクチャは外界へいったん出力して、それを感覚として入力する事なしでは情報のループが閉じないようにできている。
・日記を書く私と、それを読む私は別の私
・自分の体とは独立したダイナミクスをもつ環境が提供する「外部性」が脳の仮説を修正し洗練していくための必要不可欠な条件である
・コンピュータとばかり向き合っていると、現実とのずれ、ノイズの混入が起こりにくくなってしまう
第6章 感情のエコロジー
・自分が安泰だと思い込み、その状態に安住している人は創造的になることはできない。創造的である以前にこの世界の中で生きるということのリアリティに接続することができない
・脳が苦しいと感じるときは、確実に脳が鍛えられている。
・あまりうまくいかないときは、自分が出そうとしているアプトプットに繋がる感覚が、ユニークに把握されていない。対象をつかんでしまえば、あとは無意識から何かが生み出されるのを待っていれば大体うまく行く
・創造性は空白の領域がないと生まれない。朝から晩までずっとオンラインの情報処理に忙しい人は優秀な実務家にはなれても創造者にはなれない
・退屈は自分が裸でこの世界に投げ込まれているという感覚のすぐそばに或る。自分が「今、ここ」にいるということを退屈しているときほど強く感じることはない。
・うだうだ悩むということは、結局ああもしたいこうもしたいと自分の志向性が向かう先が無限定に広がるから
・複数の感覚経路から情報が一致するときそこにリアリティが立ち上がる
第7章 クオリアと文脈
・現代人は、文脈ラベルを交換することにクールな喜びを感じがちであるが、対象を前にして、自分が心の中で感じているクオリアを曇りのない感覚でみつめるということはあまりしない傾向に或る。
・クオリアはスローメディアである。すでに頭の中に叩き込まれた様々な知識、文脈をいったんは「エポケー(判断停止)」しなければ、心の中のクオリア自体には到達することはできない
・文脈を確認するためだけの読書は意味をなさない
・一人称におかれた文脈をはなれては決して何も生み出せない
・創造性とはほど遠いひとほど、やたらと対象を文脈づけたがる。(うんちく)
・創造性を支える文脈とは、自らのおかれた生の現場を自分のこととして一人称的に引き受ける文脈である
・ちょっと目先の利くクレバーな若者にはありがちなことだが、3人称的な文脈を並び立てることは、肝心の1人称的生としての自分を省みないというモラルハザードに陥る可能性がある
・クオリア原理主義とは自らの生の一人称的文脈に寄り添うこと。そこから逃げないと覚悟することである
・3人称的文脈は乾いた文脈である。そこにはずれやぎこちなさがない。
第8章 一回性とセレンディピティ
・大事だからといって、何度も経験すればよいということではない。一度経験したことを人生の自然な流れを曲げ、無理してまでもう一度経験してみることには弊害が多く、利が少ない
・一回だけしか起こらないからこそ、通り過ぎてもう2度と戻ってこないと分かっているからこそ、その一回性の出来事は脳内の長期記憶のアーカイブに深く潜り込む
・生きてく上で、重要なものとそれ以外があり、重要なことだけを押させておけば良いと考えるのは、自らの思考の周りに人口のガラス瓶を作るようなものである
・偶然はそれを受け入れる準備ができた精神のみに訪れる
凡人の逆襲 神田昌典×平秀信
- 作者: 神田昌典,平秀信
- 出版社/メーカー: オーエス出版
- 発売日: 2002/12
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序章 あなたの仕事は宝の山
・中途半端な怒りだったら独立するな。今の会社で実力をつけて時期を待て
・今までの経験を無駄にはしなかった。無駄にしないどころか、全部利用したと言ってもいい。自分がまかされた仕事を工夫して成果を上げた。成果の挙った方法を記録しておいた。
そこに様々なジャンルの本から得た知識を加え、実践してきただけ
第1章 あなたも逆襲できる
・「独立起業型ウィルス」に感染する人
→自分がやっている仕事と違う仕事を選ぼうとする。新しいわくわくする世界が待っていると勘違いしてしまうのだろう。しかし、そんな世界はない。
・最短距離で成功する道は一本しかない。それは今の仕事に価値を見いだすこと
→他人の事例をみて、がむしゃらに食らいつき、何か得ようとする人と、はじめから関係ないと決めつける人の差は大きい
・会社でなら失敗できる。会社のお金で試させてもらえる
・何をやってもうまく行く。困ったことは起きない。そう考える
・結局、自分の仕事がつまらないと言うのは、あなたが自分でそう解釈しただけのことなのだ。そのたったひとつの解釈がつまらないあなたを作り出している。
・あなたが独立を考えずに、今の会社で頑張る。仮にそう決めたとしよう。それは懸命な決断かもしれない。でもこれが安定を選ぶという考えであるなら、たぶんうまくいかない。
なぜなら安定などというものは今の世の中にはないからだ。強いて言えば、変化に対応していくものだけが安定していると言える。
・サラリーマンを続けるにしても、自分の力を今いる場所で試したいと考えるならOK
・そして月日が経ち、私は独立するだけの十分なスキルを身につけた。会社にも貢献した。独立後の仕事に対しても明確な動機がある。このときこそ独立するべき
・成功する人の5つの特徴
①積極的に変化しようとする
②勉強熱心である
③受け身の生き方はしない
④素直である
⑤物事を前向きに表現する
第2章 今までの陳腐な経験を金ぴかに変える方法
・毎日働く現場での知識を世に出せば、喜ぶ人は沢山いる
・会社のノウハウではなく、自分自身でアイデアを出し、それを現場で試してみてうまく言った経験を記録しておく。それがノウハウ
・アイデアを出せるとき
①追いつめられたとき
②問題から開放されたとき
・どんなに発想力のある人でも、自分でやったこともない仕事のアイデアなどでない。アイデアというのは経験してきたことからしか生まれない
・ノウハウとは簡単ですぐに効果があるものに他ならない。その道のプロしか分からない難解なものはノウハウではない。
・本当に人のまねをするのなら、その人間の内面を見なければならない。勉強の仕方であり、情報の集め方。これこそ内面の部分である
・本を選ぶのにいい方法。自分が困っていること、不安なこと、怒りに思うこと、それらを解決できそうな本を選ぶ。
・1:29:300の法則(ハインリッツの法則)
→1件の死亡事故の陰には、29件の重大なミスが潜んでおり、29件の重大なミスの陰には300件のひやっとする小さなミスがある
→アイデアもこれと同じ。一つのずば抜けたアイデアは29のキーワードを使い、それから連想する300の言葉がある
第6章 逆襲する前に
・独立だけが人生ではない。今の会社で精一杯学び、来るべき章らに向けて待つことも重要。学びの時間が長ければそれを吐き出している時間も長い。
独立してしまうと学の時間は極めて少なくなる。サラリーマンなら会社の金で勉強できる
・問題解決をするのが楽しい。と思えなければ、起業人には向かない
・ユニーク・セールス・プロポジション
→他人には負けない。なんでもいい。電話に出るのが一番早いでも、整理整頓は日本一うまいでも
・USPを紙に書いていく。それがマニュアルになる。この作業を繰り返してキングファイルくらいになったら独立の時期かもしれない
・これからは頭を使おう。頭を使うって言うのは考えるということ。ほんの少し考えるだけで人生は変わる
・成功者の共通点は自分のやってきたことにすべてOKを出せるってこと
分かりやすく<伝える>技術 池上彰
- 作者: 池上彰
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第1章 まず「話の地図を」相手に示そう
・地図=リード(いまからこういう話をします)
・対象化=見える化(リストアップする)
・まず大事なのは、「聞き手に、リードという地図を示す」こと、地図を示すためには、話す内容を対象化しなければならないし、対象化(見える化)したものを階層化することによって整理できる。その整理されたものを地図にして示せば良い
・地図→対象化→階層化→地図
第2章 相手のことを考えるということ
・誰向けの話しか?
・台風のリポートで、スタジオで台風のリポートですというリードが読まれているのであれば、リポータは台風のリポートですという話はしなくてよい。いきなり現場の様子を伝えれば良い。
→会議とかでも上司が「〜の説明を○○からしてもらいます」といってくれたら、「それでは○○の説明を始めます」という一言は不要
→メールの返信もそうか。タイトルに書かれていることや、相手のメールに書いてあることは繰り返さなくてよい
・パワポに文章を沢山書き込むな。大事な要素ポイントだけを記し、あとは自分の声で補足コメントを
第3章 分かりやすい図解とは何か
・原稿をもとにしていったん図解をし、その上で図解を説明する原稿に書き直す
・長い文章は短く切る。すると一つの文章が一つの意味内容だけを届けることになる。
・単文に分けていくと、文章が論理的かどうかはっきりする
・その際、接続詞はつけない。論理的に流れていけば、接続しいらない。むしろ接続詞をつけることで無理矢理論理的な流れに使用としている場合は、不自然な文章になる。
・無意識の認識を尊重する。日本は左側、アメリカは右側という無意識の認識がある
・専門用語を使わない。
・相手が何を知らないかを知ることから始める
・本当に理解していればざっくり説明できる。なまじ中途半端に知っていると、「あれもいわなきゃこれもいわなきゃ」となってしまう。
全体像がつかめていれば、大胆に切り落とすことも可能になる。
第4章 図解してから原稿を書き直す
・絶対に必要な情報と、あってもなくても良い情報 を首鵜別し、絶対に必要な情報だけを伝える
・パワポには文章を書いてはいけない。一目で分かることが大事
・パワポの文章を読むことに注意が言ってしまうと、発表者の声が聞こえなくなる。もし発表者がほかの話をし始めても気付かない
・原稿にせず、メモにしよう。その場で自分で話し言葉にして見よう
第5章 実践編 3分間プレゼンの基本
・つかみでメリットに触れる
・数字データは身近な表現に。週に8.3回→三日に一回
・聞き手に時間を意識させては行けない。意識したとたん「この人は話が長いなあ」という気になってしまう
第6章 空気を読むこと、予想を裏切ること
第7章 すぐ応用できる分かりやすく<伝える>ためのコツ
・3の魔術を使う。ポイントは3つに絞る
・3から先の数は「たくさん」になっちゃう
・最後に冒頭のつかみに戻る。プレゼンテーションがまとまった印象になる。納得感に繋がる。
・分かりやすい説明は、常に具体的でなければならない
・だが、具体的な話だけで終わっても行けない。最後にそこから導き出せるのはこういうことという一段上の抽象化した話をすることが大事
・抽象化は一段上で良い
・自動車に乗るのをやめましょう。使わない電気は消しましょう。なぜなら二酸化炭素を大量に出してしまうからです。
・専門用語とは抽象的な言葉である
・プレゼンは「みなさん」にするものではなく、「あなた」にするもの
第8章 「日本語力を磨く」
・接続詞は極力使わない(ごまかさない)
・接続詞を使わなくても論理的につながる文章を考える
・「大変なんです!どうしても聞いてほしいんです」から始まる文章を考えると、勢いのある、説得力のある文章になる
・「つまり」を持ってくると、最後に話を抽象化できる
・この報告書に見出しを付けるとしたら、なんだろうかと考え、魅力的な見出しを思いついたらそれを冒頭に持ってくる
第9章 「声の出し方」「話し方」は独学でも
第10章 日頃からできる「わかりやすさ」のトレーニング
・世界中のスパイも、その情報源の98%は公開情報
・新聞や書籍から愚直に情報を集め、自分なりに咀嚼する
・新聞にはノイズがある。それがいい。ネットだと自分が興味あるものしか見ない
・「わかる」とは、自分が持っているバラバラな知識が一つにつながるということ
・分かりやすい説明をするためには、伝える相手の頭の中にどのようなバラバラの知識があり、それをどう一つにつなげればいいかを考えれば良い
・「自分が理解する」ということと「他人に説明できるほど理解する」の差は大きい
「優柔決断」のすすめ 古田敦也
- 作者: 古田敦也
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はじめに 成功する人は優柔である
・最近の若手選手は、情報過多で頭でっかちになっていて、経験する大切さを知らない。経験する前から頭の中で結論が出来上がっていて、それが固定観念になっている
・開き直るとは、前向きにチャレンジするということ。投げやりとは違う
・柔軟に情報を集めて分析、研究するなど、常日頃の準備はしっかりとした上で、最後の最後、ここぞというときには思い切って決断する
→優柔決断
第1章 「優柔決断」の思考法
◆あらゆるところから情報を引っ張り出す
・イチローでさえ、振り子打法を捨ててより効果的な打法へシフトした
・情報を集めるときはとにかく間口を広げておくこと。どんなことでもまずは試してみる
◆現在の環境にグチを言わない
・監督が方針を打ち立てたら、仮に内心「えー?」と思ってもその方針に従うべき。でなければチームプレーはできないし、それが人間としてのルール
・どんな状況であろうと、それが自分に与えられた環境なら、否定するのではなく、まずは謙虚にすべてを肯定してみる
◆ブレることを恐れない
・初志貫徹という言葉にこだわると視野が狭くなる
・進化しようと思ったら必ず変化しろ
・変化すればいいという訳ではない。大切なのは進化を目指してトライしたというプロセス
◆実際にやってみて自分のものにする
・振り子打法の練習をした。どんなピッチャーが相手でも同じバットで同じ構えで打てばいいとは考えていない。
・どう来るか予測の突かないバッターでありたい。そのためには自分が使いこなせる技術はなるべく多く持っていた方がいい
・武器として使えるレベルにまで持っていくにはやはり実際にやってみるしかない
◆頭の中にファイルを作る
・本当にピンチになったときは、いろんな知識が役立つんだ。だから勉強しろ
・頭の中にテーマをもったファイルを作り、その中に関連するカードを入れていく
・この状況のときはこのファイル。といきなりカードを探すのではなく、まずはファイルを探す
◆2年前の情報はさっと捨てる
・古い情報など当てにならない。プロの選手は2年間で見違えるように成長する。でなければレギュラーになど慣れない
◆成功イメージを描きすぎない
・結果が大事だと思うからこそ、「いい結果がでなかったらどうしよう」と緊張してしまう
・いい結果が欲しければ、結果を気にしない
・結果を残すためには、遠くにあるゴールばかり見るのではなく、その目標から逆算していま何をするべきかを考え、積み重ねていくしかない
・イメージさえすれば自動的に成功する訳ではない。そこに到達するまでに自分がなにをするべきかが見えてくる。これを明確にするためにゴールを決める
◆即決グセをつける
・普段の何気ない選択において、決断する癖をつけておく
・仕事には優先順位をつけず、どんどん処理していく。締め切りは短い方が良い
◆最後は腹をくくる
・せっかく準備していおきながら、いざというときに躊躇するのではまったくいみがない
・結局は、準備の質と決断力の強さは比例する
第2章 力の源は「負けたくない」という気持ち
・上司に選ばれなければ意味がない。自分がいくらプロニになりたいと思っていても、きてくれと言われる選手にならない限りプロにはいけない
・監督によって「こいつをつかいたい」という基準はことなるが、そのうようなことは、日々の練習で指導されたり注意されたりする中で、言葉の一つ一つを聞いていれば、しだいにわかってくる。それらをしっかりメモして理解し、受け入れる
・球界一バットを変えた。自分の状態に応じていろいろなバットを試した
・○○流がないのが古田流。これが正しいという答えがなかった。つねにもうちょっと上があるんじゃないかなと考えてきた
・実際、準備がすべて役立つ保証などない。ただ、できるはずの準備を怠ったせいで負けることほど悔しいことはない。
第3章 意外性にもワケがある
・とりあえずトライしてみる。本番で使わなくてもいい。その練習過程で得たものが自分にとってかけがえのない財産になる
・自分のスタイルはこれ。と頑固になるより、状況に応じて次の手を出せる柔らかな発想。僕はこちらを優先しました
・模倣から始まって、実際に試してみると、メリットもデメリットも分かる。それらのバランスを考慮しながら、果たしてそれが自分に合っているか、自分をいかせることなのかを吟味する。
それを続けていると、最終的にはオリジナルのスタイルが出来上がる
・チームが勝つために、自分は何をするべきか。ホームランを狙うのか、ヒットを狙うのかを決める前に、その点をしっかりと考えておかなければならない
・ノーを言うこともコミュニケーション。サインに対していつもうなずく奴は、ただのイエスマンなのか本当に納得しているのかが分からない。
・違うと思ったら首を振れ。だめだったらちゃんとだめだしするから大丈夫。思い切ってやれ
・短所を改めれば、長所を生かせる場面が増える
第4章 やわらかな組織力
・野村監督 三流:無視 二流:賞賛 一流:非難
・顔いろばかりみてびくびくするより、トップを信じて後は自由に思い切って行動すれば良い
・俺たちがお前たちを育てるんじゃない。お前たちが育つ環境を俺たちが作るんだ
・選手というものは育てるのではなく、育つもの
・精神的にも体力的にもどこかでセーブしながらそれでも毎試合出られる選手が優秀な選手
・80%でいいからそれを毎日続けられるのが最良
・その日できなかったことを悔やんで、ろくに休みも取らず、ただひたすら練習に打ち込む人もいる。体はへとへとになり、悲壮感が漂う表情で次の試合に現れる。
これでは勝てる試合にも勝てない
・問題が起きること自体が問題なのではなく、問題が起きたときにそれを解決できないことが問題。問題が起こることを用心するあまり、自分のやりたいことまで押さえ込んでしまうのが一番良くない
第5章 脳を活かす「優柔決断」の生き方
・その決断が仮に失敗したときでも「まあいいか」と思えるくらいまで考え抜いて準備したかどうか
・普段からいい意味で揺らぐ経験をしていないと、外からシグナルがきたときにそのシグナルに適応できない
・調子が悪いときほど、打ちたくてしょうがない。うまくいかないときほどあがいてしまうものである、そうではなく、じっくりと現状を見極めて「これだ!」というときだけアクションを起こす
自助論 S・スマイルズ
- 作者: サミュエル・スマイルズ,竹内均
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1章 自助の精神
・外部からの援助は人間を弱くする。自分で自分を助けようとする精神こそその人間をいつまでも励まし元気づける
・すべては人間が自らをどう支配するかにかかっている。それに比べれば、その人が外部から支配されるかというてんはさほど重要な問題でない
・大切なのは一生懸命働いて節制につとめ、人生の目的をまじめに追求していくこと
・そのような人は地位や力がどんなにとるに足りなくても、社会の繁栄に大きく寄与している
・人間を向上させるのは文学ではなく生活であり、学問ではなく行動であり、伝記ではなくその人の人間性である
・人間の優劣はその人がどれだけ精一杯努力してきたかで決まる
・安楽で贅沢三昧の生活は、苦難を乗り越える力を与えてはくれない
・人生には足を止めて休んでいる時間などない
2章 忍耐
・天才とは人間の内なる情熱の炎を燃え立たせる力である
・ある一つのことだけを考えているとそれがきっかけとなってさらに深いところまで考えが及んでくる
・作物を刈り取るためには種まきが必要。その収穫の時期が来るのを忍耐強く待ち続ける必要がある。そして多くの場合、一番待ち望まれる大きな果実が実を結ぶのは一番遅い。
一刻も早く成果を上げようなどと焦ってはだめだ
・秩序立てて仕事をすることを知らない人間はいかに才能に恵まれていようとも才能の4分の3は浪費しているも同然だ
・人は正しい知識が多くなればなるほどうぬぼれの心が消えていく
3章 好機は二度ない
・偉人は日々の身辺雑事を決して疎かにせず、むしろとるに足りないような問題でもそれを改善しようと力を尽くす
・偉人は誰にもなじみ深い平凡な物事を良く観察し、そこに潜む重大な意味を汲み取ろうとする
・広い分野を包み込む大きな精神が、偶然ある特定の方向へ向けられる
・我々を助けるのは偶然の力ではなく、確固とした目標に向かって粘り強く勤勉に歩んでいこうとする姿勢なのだ
・毎日一時間でよいから、無為にすごしている時間を何か有益な目的のために向けてみるがいい。そうすれば平凡な能力しかない人間でも、必ず学問の一つくらいはマスターできる
・時間は学ぶべき価値のある知識を吸収し、すぐれた信念を養い、良い習慣を身につけるために使われるべきである
・心に浮かんだ考えや、見聞きした事実は、必ず書き留めておく習慣を付けるべき。その方が強く印象に残り、重要なことを忘れずにすむ
4章 仕事
・たとえ才能に恵まれた人でも、芸術の域を究めるには長年にわたる持続的な努力が欠かせない
・割りに合わない仕事でも注意深く心を込めて取り組め
・勤勉さ
・向上心に燃えた有能で勤勉な人間には、ここで行き止まりという柵はたてられない
5章 意志と活力
・努力の途中で手を抜いたり、つまらぬ口実を設けて仕事をさぼろうとしたりすれば、失敗は火を見るより明か。どんな仕事でもそれを避けられないものと考えればやがて手際よく気軽にこなせるようになる
・勤勉という習慣も、ほかの習慣と同じように時が経つにつれて楽に身に付いてくる。一度に一つのことのみに集中してやり通せば大きな成果が上がる
・心から真剣にもとめつづければ、すべては可能となる。だが、謙譲や忍耐、節度や寛大さを身につけたいと強く願わない限りは、何を望んでもかなえられはしないだろう
・熟した実は多くともそれをもぎ取る人間が少なすぎる、(教えを受ける人間は多いが、教える人間はあまりに少ない)
・中身を完全にマスターするまでは、その本を読破したなどと考えるな
6章 時間の知恵
・いかなる職業でも有能な人間になるには、天性、勉強、実践が欠かせない
・最短の近道は一番悪い道
・どんなにありきたりでつまらないことでも、決められた仕事をきちんとこなしていけば、残りの人生はその分だけいっそう素晴らしいものになる
・人生の幸福や繁栄が他人の助力や後ろ立てではなく、自分自身の力によって勝ち取れることを若者は自覚しなければならない
・吠える犬の方が眠っているライオンよりは役に立つ
・わずかな仕事でも完璧にやってのける方が、その10倍の仕事を中途半端にすませるよりはるかにまし
・ビジネスではささいなことがらをどう処理するかでその人の立場や力量が図られてしまう。
・仕事を明日に伸ばすと2倍時間がかかる
・一つの仕事に着手したらやりかけのまま放置して後で暇に任せて方つけるようなだらしないまねは絶対にしない
・何も考えない頭は悪魔の仕事場となり、怠け者は悪魔が頭を横たえる枕となってしまう。忙しく活動しているのは他人に空き家を貸しているのと同じで、逆に怠けているのは空き家を空っぽにしておくようなものだ。空き家になった精神には妄想の扉が開くにつれて誘惑が忍び寄り、邪悪な考えが群れをなして入り込んでくる
・正直は最良の策。ビジネスの場合も誠実さと正直な心が成功に繋がる
・ビジネスほど人柄の善し悪しが厳しく問われる分野はない。そこでは、正直かどうか、自己犠牲の精神に溢れているかどうか、公正かつ誠実に行動できるかどうかが求められる
7章 金の知恵
・倹約や将来の配慮というような現実的な美徳さえ、金とは切っても切れない中にある
・倹約は優れた人格者の基礎となる資質、すなわち分別や先見性や克己心を備えている証拠
・人生の若い時期に得た習慣は、悪に対する真の防波堤となる。
・自分で決めた規則と実際の考えや行動が合致しているかどうかを見定めるべき
・富だけを目当てに金を溜め込むのはしみったれた連中のすること。
・富はなんら人間の道徳的価値の証明にならない
・人生最高の目的は、人格を鍛え上げ、可能な限り心身を発展させること
8章 自己修養
・身体を動かしているとき、一番精神の喜びを感じる
・怠け者なら無駄に費やすようなわずかな時間をも十分活用してみるが良い
・知識の価値とは、どれだけ貯えたではなく、正しい目的のためにどれだけ活用できたか
・単なる楽しみと教育をはき違えてはいけない。おもしろ半分の乱読はだめ
・大切なのは知識の量より、知識を得る目的
・人生の成功は、知識ではなく勤勉によって得られる
・最初のうち人生がただで与えられたような気になっていても、しばらくするとちゃんと請求書が来る
・1000回あこがれるより1回でいいから勇敢に試してみよ
9章 素晴らしい出会い
・立派な行動や言葉はそれが結局は実を結ばなくてもいつまでも人の心に生き続ける
10章 信頼される人
・常に良心が命じる義務を果たし、結果は天に任せよ
・人は外見と内実を一致させなければならない。理想に現実を重ね合わせる努力が必要
・真の人格者は人に見られていようがいまいが正しく振る舞うもの
・立派な習慣を身につけるように気を配るのが一番懸命な習慣
・真の人格者は、他人に見える品性よりも自分にしか見えない品性を大切にする。それは心の中の鏡に自分が正しく移ることを望んでいるから
・他人に自説を無理に押し付けたりせず、求められたときにだけ自分の考えを堂々と披露する
脳に悪い7つの習慣 林成之
- 作者: 林成之
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◆理解、判断、記憶の仕組み
①認識 → 大脳皮質神経細胞
②好き嫌い、感情的ラベリング → A10神経群
③理解、判断 → 前頭前野
以下で、情報を自分にとって価値あるものにする
④自己報酬神経群
⑤線条体ー基底核ー視床
⑥海馬回、リンビック
②〜⑥は神経群が一つの連合体となっている「ダイナミック・センターコア」
ここで心、信念が発生
・一つ一つの習慣についてなぜ悪いかを知る必要がある
第1章 脳に悪い習慣① 「興味がない」と物事を避けることが多い
・「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」が3大本能
・興味を持つことがすべての始まり。
・そんなこと知っている は興味を持っていないのと同じ
・脳のくせ
①自己保存 脳は自分を守ろうとする
②統一、一貫性 脳は統一性、一貫性が保てなくなるような情報を避ける
・頭のいい人は、何に対しても興味を持ち、積極的に取り組める人
第2章 脳に悪い習慣② 「嫌だ」「疲れた」とグチを言う
・うけとった情報は、脳内で考えが始まる前に、A10神経群を通り、「好きだ」「嫌いだ」といったレッテルを付加する。
・人間の脳が理解したり、思考したりして記憶する情報は、すべて感情のレッテルが貼られたものである
・現状に満足していないなら。「この条件ならできそう」という前提をおいてもう一度見てみる
・好き嫌いを判断するために必要な情報がそろっていない段階でも、脳のくせによって嫌いだと判断してしまうことがある。
・そうした反応は脳が自分の体を守るための正常な反応。自分を責める必要は一切ない
・A10神経群は否定的な言葉に反応し、マイナスのレッテルを貼ってしまう
・感動しないと脳は鈍る
・表情筋はA10神経群と密接に関連している。笑顔でいることで肯定的になれる
・脳の疲労を除去する中枢がA10神経群と繋がっている。面白いとかんじることをやっていると脳の疲れが取れていく。
逆にグチばっかりいっているとそれだけで脳が疲れる
第3章 脳に悪い習慣③ 言われたことをこつこつやる
・自己報酬神経群では、自分に対するごほうびが与えられることによって機能する。
・「ごほうびが与えられそうだ」という期待に反応する
・人に貢献するとき、自分にとっての報酬であるととらえて機能する
・「だいたいできた」で終わらせてしまってはいけない。のこり10%でも、ここからだ!
・ゴールを意識するかどうかで、脳の血流は変わる
→ゴールが見えてしまうと血流が落ちてしまう。
・こつこつ、一歩一歩には、失敗しないように慎重に進めようと言う、自己保存の癖が隠れている。
失敗したらどうしようという考え方は否定的な考え
・完成が近づくと、「そろそろ終わりだな」と考えてしまう
・目標を高いところに設定し、一気に駆け上がる!
・目的と目標は分けなければ達成できない。
目的を達成するためにはいくつもの目標がある
・頑張ること自体を目標にしてはいけない
・目的と目標の両方を定め、紙に書いてはっておくなどして脳に対してはっきりと頑張るべき方向性を決めることを習慣にしよう。
これができる人とできない人では脳のパフォーマンスに雲泥の差がつく
・目標をころころ変えてはいけない。達成しないという経験を重ねることになる。
新しいアイデアに走るよりも、まず先に決めた目標を一気にやり遂げる方が自己報酬神経群の働きを高める
・自己報酬神経群は、主体性がないと機能しない。
・主体性を持つということは、責任をもつということでもある。
・部下に自主性を持たせるには。「君はどう思う?」「君ならどうする」を考えさせる
・目的を達成したいのであれば、プロセスにこだわる。目標を達成するためにいつまでになにをするか
第4章 脳に悪い習慣④ 常に効率を考えている
・好き嫌いの感情を伴った情報が、ダイナミックセンターコアに達し、思考されることによって初めて心が生まれる
・A10神経群を巻き込んだ渦が感情を伴う心を生み、記憶機能を巻き込んだ渦は、過去の記憶と情報を照合することで「考えの正当性=信念」を生み出す
・情報のI/Oに使われる神経伝達路の数を調べると、outの方が少ない。脳の中に一時的に情報がたまり、思考する時間を取ることが可能になっているということ
・一度形にすることが思考を深めるポイント。頭の中だけでいくら繰り返し考えていてもなかなか思考の隙間には気付けない
・日記やブログは効果的
・読書は量よりも質。他人に説明できるようになるためには一度読んだだけでは足りない。
・考えるときは4日ごとに間をおこう。あまり重要でないと判断した記憶は3〜4日経つと忘れるようになっている
整理してからはなれ、戻って考える
第5章 脳に悪い習慣⑤ やりたくないのに我慢して勉強する
・これを憶えると自分にとってプラスだというインセンティブが記憶力を高める
・海馬の近くにある扁桃核は、危機感や悔しさを感じる機能を持つため、その思いが海馬回を本気で働かせる。
・脳はイメージを介して目で見たもの以上の情報をいくつも重ねて記憶を作り出している。重ねる情報が多ければ多いほど記憶はより強く正確なものになる
・意識的に複数の情報を重ねることが有効。声を出して単語を憶えるなど
・完璧に憶えたかどうかは3日経って憶えていたかどうかを基準にする
第6章 脳に悪い習慣⑥ スポーツや絵などの趣味がない
・物事の認識や判断には、空間認知能が必要
・姿勢が悪いと空間認知能は働きにくい
・空間認知能を鍛えるためには、スポーツか絵
・字を雑に書く習慣は空間認知能を低下させる
・テンポよくリズミカルには脳を活性化する
第7章 脳に悪い習慣⑦ めったに人をほめない
・スモールワールドモデルにより、情報を伝え合った神経細胞の同期発火の連鎖によって脳内の情報はまとめあげられる
・これはおもしろいとA10神経群でレッテルが貼られた情報は、送り込みもとの大脳皮質全体にフィードバックされ、情報に関連した脳内の神経細胞すべてが同期発火をおこす
・マイナスの感情には同期発火は起こらない
・気持ちを共有するには、相手の脳に同期発火させる情報を与える必要がある
・相手のリズムに合わせて話す。ことで相手と積極的に同期発火しようとする
・自分も嬉しそうに人をほめると脳が喜ぶ
・褒め言葉は自己報酬神経群を活性化させ、取り組み方だけでなく、ほめられた人の思考力も高める
残業ゼロの仕事力 吉越浩一郎
- 作者: 吉越浩一郎
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第1章 御社の残業がなくならない理由
・仕事は、決められた時間内で行うというのは世界の常識
・時間ないに終わらなければ、残業すればいいという考え方では、なぜ仕事が終わらないかを考えなくなる
・仕事にはデッドラインが必須
第2章 問題はとにかく「分けて」考える
・何も問題が起こらない職場は極めて危険。水面下に潜む問題に気付いていない
・問題は、複数の小さな問題の集合である。その根を絶たなければからまりあってどんどん大きくなる
・そのうち考えればいいと思っていると、心を蝕んでいく
・「緊急対策」「再発防止」「横展開」が基本
・基本はロジックを積み重ねて理詰めで物事が決まるべき。ただそれだけだと人間関係がぎすぎすするので「義理、人情、浪花節」で間を埋める
・問題を顕在化することができれば、その時点で問題の八割は解決済み
・大きな問題は小さな問題にわけ、自分でもできそうなサイズにする。問題の分け方はそれほど神経質にせずにどんどんわけて作業する
・本来6時までに終わらせるべきなのに、12じでもいいとデッドラインを伸ばすことが許されてしまっているのが日本。仕事の密度が非常に薄い
・優先順位を考えたり、スケジュールを作ったりする暇があったらその間に仕事を一つでも片付けた方がいい 場合もある
・デッドラインを決めるときは「これくらいならできるだろう」という配慮をしないこと。会社にとって正しいことを優先する
第3章 次に「会議」を変えていこう
・情報共有は「結論」ではなく「プロセス」を共有する
・なぜそうしなければならないのか、その決定に自分も参加しているという自覚があれば、動き出す初速が違う
・完璧なたたき台を用意する
・会議はデッドラインを決める場にする
・長くて多いのが良い会議。どこに問題があるのかを知りたければ会議を疎かにしたりしない。
会議の重要性が分かり、大事にするようになった会社ほど、自然と会議は短く、少なくなっていく
第4章 「残業ゼロ」の達成まで
・まねだろうが何だろうが、自分の会社にとって役立つことであればどんどん取り入れるべき。「TTP」
・仕事が終わった後の3時間は自分に投資する。短期的な仕事のための情報収集というよりももっと長いスパンで自分にとって必要な人と経験のためにその時間を使う。
仕事と関係ないことをするべき。仕事は会社の中だけで完結させた方が良い
・仕事が終わったときが終わりの時間という意識ではいつまでたっても残業を減らすことができない
第5章 「早くて強い」チームの作り方
・仕事はゲーム。
・リーダーがやると言ったら絶対にやる。
・君子豹変す。朝令暮改は当たり前。常に会社にとって正しいことを優先する
・社是が会社をだめにする。リーダー以外の人が、理念がどうだこうだといつも気にしているような組織は健全でない
・まずは自分のピラミッドから始める
・部下であるうちはフォローワーシップが大事。部下の気持ちがわからないリーダーの指示には誰も従わない
・ただ従うのではなく、この指示にはどんな意味があるのだろう。なぜ、今これをしなければならないのかを常に考えながら動く
・リーダーだったらどううごくだろうとシミュレーションする
・強いリーダーは情報を部下に対してもすべてオープンにする。ワンマンは隠す
第6章 「仕事の常識」はこれだけ変わった
・自分がしている「人事を尽くす」レベルをもう一度疑ってみる
・尽くしたレベルの人事が大きければ、その分、運を天に任せる部分が減るので、自分で仕事をこんとろーるできるようになる
・成功する確率が6割なら迷わずに河に飛び込め
・会社にとっては自己実現などはっきり言って関係ない。大事なのは成果をだすこと
・仕事と人生を同一視しない。仕事を客観的に見て会社にとって最良の結果をだすことができるのがプロフェッショナル。
・仕事はのめりこんでいいことはなにもないし、仕事一筋の人が仕事ができるという訳でもない。
・ただ、どうせ働かなければならないのであれば、面白くやった方がいい
・自分で仕事を作り出すこと、自分を律することを自覚的にやる
・プロジェクトの立ち上げや、責任を負うような仕事に携わると大きな絵が賭けるようになる
・仕事を俯瞰的に見られる目、幅広い分野に精通していること は重要
・実際に独立するしないにしろ、いつか独立するぞという志を持っていれば、成長のスピードはまるで違う
第7章 本当のワークライフバランス
・人生を楽しむには準備が必要。残業していてはその準備ができない
・仕事とは人生と相反するものではなく、人生の一部を構成するもの。仕事と仕事以外の生活の均衡 がワークライフバランス
・人生全体のバランスを考える。仕事後の時間も人生と考えれば、老後の人生はその延長線上である。
→本当の人生=本生として楽しむことができる
・残業ばかりしていると、老後は余生となってしまう
・人生全体を見ると、ライフの比率が想像以上に大きい